米子コンベンションセンターで開催した「基幹研修l」に、山陰両県から26人の精神保健福祉士が参加しました。
「基幹研修Ⅰ」は、日本精神保健福祉士協会が創設した生涯研修制度の基礎となる研修です。
当会は、島根県精神保健福祉士会さんと合同で開催をしており、この度で6回目を迎えました。
今までは同内容を2日間、半日ずつに分けて開催しておりましたが、今回は皆さまにご参加いただきやすい体制を検討し、1日のみの開催としました。
内容は、講義「公益社団法人日本精神保健福祉士協会の役割と課題」、講義「精神保健福祉士の専門性Ⅰ」、講義「精神保健福祉士の実践論Ⅰ」、演習でした。
【参加者の感想より】
・ 歴史を振り返っていくことで改めて自分たちの支援について考えることができた。実際に現場で働いていると、日々「何でだろう」、「どうだろう」、「んー」と思うような葛藤が出てくることが多くあるが、この思いも大切であり忘れてはならないことだと学んだ。
・倫理について分かっているつもりでも、時間が経つごとに薄れていくことも多々ある。久しぶりに原点に戻り改めて専門職としての意義を再確認することができた。
・なぜそういったことをするのか、それをすることによってどうなるのかといったことを学ぶことが出来ました。また、振り返る時には倫理綱領をみて、自分の視点がずれていないのか確認することが大事だと思いました。
・みなさんと話し、日々の不安や葛藤について話すことができ、有意義な時間でした。