令和3年1月23日(土)13時半から16時半の日程で、令和2年度第1回鳥取県精神保健福祉士会研修会を開催しました。コロナ禍にて、研修会の開催を1年にわたり自粛しておりましたが、協議を重ねて、ようやく本日の研修会を開催することができました。携わってくださった役員、委員、会員の皆様に感謝いたします。
コロナ禍に対応すべく、感染対策に配慮し、会場は県内2カ所(米子コンベンションセンター、県民ふれあい会館)、東部と西部に設けました。また、皆様が安心してご参加いただけるように、Web(Zoomを使用)参加も可能なハイブリッド形式としました。
42人の参加をいただき、会場参加が11人、Web参加が31人という内訳でした。
講師には、島根大学人間科学部の足立孝子助教(Web参加)をお迎えし、前半の講演(テーマ:シャーマニズムとソーシャルワーク)、および後半のグループワーク(テーマ:あなたの支援の棚卸 ~日常の支援の中で話の聞き方や距離感などあらためて検証してみましょう~)という構成でした。
講演に対して、質問や感想など、参加者から多くの発言がありました。また、グループワークにおいても、5つのグループに分かれて実施し、それぞれ活発な発言があり、有意義な研修になったものと思います。
今後も十分に感染対策に配慮しながら、従来の頻度で研修会を開催していく予定としています。
≪参加者のコメント ~アンケートより~≫
・シャーマニズム的治療システムと私たちソーシャルワーカーの共通について、とても興味深くお話しをお伺いしました。当事者の語り、語れる雰囲気作りの大切さを感じ、日頃の自身の対応を振り返る機会になりました。
・距離感の持ち方やそれぞれの機関の実践が聞けて良かった。
・このコロナ禍の中PSWが集まって研修ができたことが何よりありがたいです。
・リモートでの研修でしたが、研修内容もわかりやすく、グループワークも皆さんの意見が聞けて良かったです。でも、同じ空間で参加者の皆さんの顔を見ながらの研修が1日でも早くできるようになると良いなと思いました。