令和3年10月9日(土)の14時から16時に、米子コンベンションセンターにて、精神障がい者ピアサポーター講演会を開催いたしました。鳥取県から委託された”精神障がい者ピアサポーター養成”事業の一環としての開催でした。オンライン(Zoom)参加も含めると、40人を越える参加者がありました。主に、ピアサポートに感心のある当事者の方、ピアサポーターを雇用している事業所や今後雇用を検討している事業所のスタッフの方、精神保健福祉領域の関係者の方にご参加いただきました。
講演会では、山陰で活躍されているピアサポーター3名を講師にお迎えして、ピアサポーターとしての業務内容や活動内容などを中心に、ご講演いただきました。後半は、参加されたフロアの方やオンライン参加の方から、講演内容に関する感想を中心に、ご発言いただきました。
参加された当事者からは、「皆さんからの体験が自分のこれからに役立てばと思った。」「ピアサポーターについて知ることができて良かった。ピアサポーターになりたくなりました。」と感想が寄せられました。支援者からは「仕事の中で支援者と患者という関係ではなく、伴走者として一緒に歩めたらと思った。」「生の声がとてもリアリティあり自分の仕事を振り返る機会になった」など感想を寄せられピアサポーターの活動についてより理解が深まり、前向きな意見を沢山いただくことができました。
講演会の最後には、令和3年11月に開催する、ピアサポーター養成基礎研修のお知らせを行いました。尚、ピアサポーターに興味感心のある当事者の方だけでなく、ピアサポーターを雇用されていたり、雇用を検討している事業所のスタッフの方なども、ご参加いただきたいことをお伝えしました。
この度の精神障がい者ピアサポーター講演会に、ご参加いただきました皆様、講師の皆様に、この場をお借りして、深く御礼申し上げます。
また、ピアサポーター養成基礎研修におきましても、多くの方々のご参加をお待ちしておりますので、どうぞ、よろしくお願いします。